評価:
三崎 亜記
内容(「BOOK」データベースより)
ありえないことなど、ありえない。不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へようこそ。七階を撤去する。廃墟を新築する。図書館に野性がある。蔵に意識がある。ちょっと不思議な建物をめぐる奇妙な事件たち。現実と非現実が同居する4編収録の最新作。
4つの作品集。三崎さん久しぶりだ@
全て「建物」の話。奇妙な話。
表題作が一番難しい感じだった。
おぼろげに理解…悪いことが起きた。「私」は決意した。
たまにちょこっと出てくる、夫婦とか恋人までいかない二人とか絶妙で好きだ。
「図書館」で「動物園」を思い出した。
同じ人が出てる…!おお。
本にも意思がある。想いがある。心がある。
この考え、いいなぁ。夜の図書館、行ってみたいと思った。
読後感が良いです*